96MC、04MC 一般路線車 1996年登場
 1996年に登場したから96MC、分かりやすくていいです。バンパーは7E・8Eに似ている。58MCから前面がモデルチェンジしていてパッと見富士重工の7Eに似ている。
 また、2004年に前面のバンパー形状を一部変更している。さらに、平成18年度からの灯火規制にも適合させるためにリアランプの配置も変更されている(シャーシによって差異がある)。
96MC(全メーカー対応)
B−T(大型短尺・中尺・長尺、中型長尺・中型)
B−U(大型短尺・中尺・長尺)

04MC(日産ディーゼル、いすゞ対応)
B−T(大型短尺・中尺・長尺、中型長尺・中型)
B−U(大型短尺・中尺・長尺)
96MC
大分22か2122(1997年式)大分バス

96MC B−U(大型短尺)
日野KC-HT2MLCA



96MCのB−Uバージョン大型バス。フロントガラスの左側(車内から見て)は切り下げられている。それに伴ってワイパーの作動範囲も若干違う。リアガラスは3分割とそうでないものがある。
大分200か・125(2002年式)大分バス ワンステップバス

96MC B−T(中型標準尺)
日野KK-RJ1JJHK改



こちらはB−Tバージョンの中型バス。フロントガラスは左右対称になっている。なお、中型の96MCはB−Tバージョンのものしか存在しない。
写真はワンステップバス。
練馬200か1043(2003年式)京王バス CNGノンステップバス

96MC B−T(大型短尺 10.5m)
日産ディーゼルKL-UA272KAM改


B−Tバージョンの大型ノンステップバス。CNG対応となっている。全高がノンステにより低くなったのでフロントガラスはかなり小さくなっている。
04MC
足立200か1518(2006年式)都営バス ノンステップバス

04MC B−T(大型短尺 10.5m)
日産ディーゼルPKG-RA274KAN


排ガス規制がADG,PKGになってからは、尿素水を利用して排ガスを浄化するシステム(FLENDS)となっている。尿素水はボディ左後部のルーバーの上部にある扉から補給する。
横浜200か1656(2004年式?)京浜急行バス

04MC B−T(中型長尺 10.5m)
日産ディーゼルPK-JP360NAN


04MCの中型幅10.5m車。ただし、シャーシは日野製のものとなっており、日野純正HRと差異はないと思われる。インパネが日野のものになっているかどうかが気になるところである。

フロントバンパーがライトベゼル周辺に変化が見られ、コーナリングライトが独立したものになっている。フォグライトフィルターも黄色から白へとなっている。リアは灯火規制に適合させるためにシビリアンテールと呼ばれるものになっており、外観上96MCとの区別は非常につきやすい。